本校は、一般社団法人 長崎県歯科医師会により、長崎県初の歯科衛生士養成学校として、昭和45年に設立されました。 以来、充実した設備や優秀な講師陣のもと、国家試験合格率は、過去10年間99.1%、就職率は長年にわたり100%と高い実績を誇り、数多くのプロフェッショナルを輩出。
社会のニーズに即したカリキュラムを通じて、専門性の高い知識と技術、卒業生も学び続ける高い志をもった歯科衛生士を育成してまいりました。
世界でも類を見ないほど高齢化が進む日本。
「食べる」「話す」「笑う」という、日常生活の基本的な機能を最後まで全うすることが人生の目標といわれ、 糖尿病や認知症など全身の健康と、口腔の健康との関連性も知られています。
時代を反映するように、歯科衛生士に求められる役目や成果にも変化が現れてきました。
歯科診療所のみでなく、大学病院や保健所、高齢者施設など、年々活躍の場が広がっています。
また東日本大震災以降は被災地における口腔ケアの重要性にも着目され、歯科医師とともに避難所等を巡回し、 被災者の皆さんの健康を守る役目も果たしています。このように予防処置、食育支援、摂食・嚥下機能訓練など、医療従事者の一員として 幅広く力を尽くすことで、地域社会全体の健康にたずさわることができる時代なのです。
歯科衛生士は国家資格であり、ライフステージに合った働き方の選択が可能な職業です。本校の卒業生の中には結婚・出産を経て、第一線で活躍している方々が数多くいらっしゃいます。
また人の数だけ可能性は無限大で、最近は高校や大学を卒業後すぐに入学する方以外に、一度は社会人を経験し、資格を取るためふたたび学び直す道を選ぶ方も増えてきました。
本校では、さまざまなサポート体制を整え、1人ひとりの夢の実現に向けた取り組みを実践しています。
経済面のサポートと、学習意欲の向上を目的とした独自の特待生制度もその1つです。そして何より、歯科衛生士になって良かったと思える、やりがいや充実感につながる豊かな「学び」の場を提供することが、私たちに与えられた大切な役目だと考えます。
相手を思いやる心と優しさが育まれ、人の役に立てる素晴らしい職業、歯科衛生士。時代が求める人生を目指して、私たちと一緒に学びましょう。