歯科衛生士養成校 / 長崎市浦上駅より徒歩1分 文部科学省 職業実践専門課程認定校 専修学校 長崎歯科衛生士専門学校

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専修学校 長崎歯科衛生士専門学校

卒業生の声voice graduate

生き生き輝く先輩たち

01

先輩から後輩につながれる笑顔のバトン

 

福田さん:西川さんは専門学校の後輩で、私が教育係を担当しています。
まずは患者さんに笑顔で接することから教えなきゃって思っていたんですけど、西川さんははじめから笑顔がステキでした。

西川さん:いえいえ。同じことを何度も繰り返し聞いてしまって、福田さんには頼ってばかりです。
優しく教えて下さるので勉強になります。先輩方を見ていると、患者さんとの距離がすごく近い!「福田さんじゃなきゃ」って方もたくさんいらっしゃるんです。すごいなぁ、いいなぁって思います。私も福田さんのように、患者さんと信頼関係を築いていける歯科衛生士になりたいです。

福田さん:「これからも、私のお口の管理よろしくね」って患者さんから言葉を掛けていただけると、うれしいですね。
歯科衛生士になりたての頃は必死過ぎて考える余裕もなかったんですけど、この仕事に就いて良かったと年々思うようになりました。

西川さん:私はまだまだ必死な時期です(笑)。

福田さん:口腔ケアの分野がどんどん進化してく中で、歯科衛生士として患者さんのお口の中を定期的にケアできることはすごくありがたいですね。
お口の中を清潔に保つことはとても大切ですし、一人暮らしの高齢の方など、口腔ケアを通じて私たちとお話しをすることで、リラックス効果があると言われています。
歯科衛生士は患者さんのお口の中だけではなく、心のケアもできる仕事だと思います。

患者さんと信頼関係を築いていきたいです。
– タナカ・デンタル・クリニック
西川里奈さん(専門学校31期生)
患者さんのお口と心をケアできるお仕事です
– タナカ・デンタル・クリニック
福田香菜美さん(専門学校21期生)
 
02

学ぶ側から教える側へ

 

子どものころから、矯正治療のために通っていた歯医者さん。そのころの私にとって治療=痛い。
予約の日が近づいてくると憂鬱になりました。そんなとき、歯科衛生士さんの優しい笑顔を浮かべると、気分が変わりました。
入学後は初めて学ぶことばかりで、勉強に付いていけるのか不安になりました。
実習も最初はドキドキ!アルバイトをしていたので、勉強との両立に悩んだ時期もありました、それでも諦めなかったのは、クラスメイトたちのお陰です。みんなと一緒にいる時間がとても楽しくて、勉強もがんばろう!と思うことができたんですよ。お互い励まし合い競い合いながら、良い関係が築けるのは国家資格合格という同じ目標に向かう仲間だからこそですね。

現在はこの学校で教員をしています。きっかけは、就職活動で悩んでいたとき、先生方が声をかけてくださったから、最初は迷いましたが、教えることに興味もあったので決めました。
クラスのホームルームで「この学校で働きます」って発表したら、クラスメイトのみんなが「おめでとう!がんばって!」って喜んでくれて嬉しかったです。

1年目は学校の仕事をしながら、歯科医院で研修も経験しました。
もともと興味があった訪問診療の現場にも、歯科衛生士として関わらせていただき、授業の中でも実際に臨床の現場で見て、感じたことを交え伝えることを心がけています。

 
励まし合い競い合った仲間は宝物です。

実習を重ねる中で、まるでプロの歯科衛生士のように動けるようになる学生たち。
教えたことができちんと伝わって修得につながっているんだな、と感動する瞬間です。

長崎歯科衛生士専門学校
小谷菜緒さん(専門学校30期生)

03

仕事も家庭も大切!がんばるママ

 

結婚、出産をきっかけにいったん仕事を離れ、2人目の子どもを出産後、復職を考えるようになりました。
ちょうどその頃、お話をいただいたのが地域歯科医療連携室のお仕事です。
派遣先の病院で患者さんの口腔アセスメント(評価)を取り、それをもとに看護師さんに対して口腔ケアの手技を指導するという仕事でした。

途中、3人目の子どもを出産。子育てをしながら働くのは大変だけど、仕事を投げ出すのはもっと嫌だったので、3ヶ月で現場復帰しました。現在の職場に転職するときも葛藤はありました。そんなとき、専門学校の先生が掛けてくださったのが「良い仕事だから、やる気があるなら絶対続けるべき」という言葉。背中を押され「やってみよう」と決心しました。

田上病院では、自発的に歯磨きができない入院患者さんのお口の中を診て、悪いところを探し出し、コーディネートをします。寝たきりの方の場合、歯磨きやうがいもできません。汚れを落とすためのスポンジブラシなど初めて使う器具も多く、いちから勉強するつもりでがんばっています。

結婚、出産を機に職場を離れたとしても、確実に復帰できるところが歯科衛生士の強みです。国家資格は女性が社会で活躍するための大きな武器になりますし、日本国内どこででも働けます。女性にもってこいの資格だと思います。
一般の歯科医院だけではなく、働ける場所の幅も広がっているので、がんばり次第では選べる道もたくさんあります。

現場を離れてもやる気さえあれば復職はスムーズです

歯科衛生士は歯科医の指示のもとでなければ、歯石除去などの医療行為はできません。
歯科医師が常駐していない病院内では、看護師さんと協働しながら患者さんのために何ができるのかをつねに考え動いています。

田上病院リハビリテーション科
平石悠紀さん(専門学校20期生)

 
04

40年のキャリアを経てたどり着いた答え

 

歯科衛生士になって40年。卒業以来、勤務していた長崎大学病院を2018年3月で定年退職しました。
大学病院は専門によって部署が細かく分かれています。
部署によっても異なりますが、主に歯科衛生士の3大業務と言われる保健指導、予防処置、先生方の介助や補助業務をはじめ、実習生の教育も大切な仕事です。
人としての心構えができて初めて社会人と言えるので、学生さんに対しては患者さんとの接し方や言葉遣い、時間を守ることの大切さなど、技術面やスキルだけではなく、いろいろなことを学んでもらいたいと思いながら指導してきました。
口は体の入口ですから、菌を減らしてきれいな状態で食べ物を飲みこむことが全身の健康にもつながると言われています。患者さんの口の中がみるみる改善していくと、やってよかった、また次もがんばろう!という達成感が味わえるんですよ。

40年って、長いようであっという間でした。「歯科衛生士の仕事が好き」という気持ちとまわりのサポート、そして健康でなければ続けられなかったかもしれません。
ひとつだけ心残りがあるとすれば、歯が生え始めた赤ちゃんの時期から大人になるまで、1人の患者さんのお口の中を見続けてみたかったですね。

歯科衛生士の9割近くの勤務先は、今まで通り一般の歯科医院ですが、総合病院や老健施設などに常駐するようになってきました。
地域医療の現場では「多機種連携」がキーワードの時代です。歯科衛生士もスキルを磨いていけば、その一員として活躍できるんです。目標を持って前進することが、やりがいにもつながりますよ。

多職種連携の一員としてがんばれる時代です

歯科衛生士は医療従事者の1人として重要な役割を担う立場。
歯科衛生士会会員として、認知度を広める取り組みや復職支援のための研修会などもサポートしています。

長崎県歯科衛生士会前会長
山口とき子さん(学院7期生)

 
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